巣立(令和7年5月11~12日掲載分)
◎ 巣立(令和七年五月十一~十二日掲載分)
● 令和七年五月十一日 日曜日
○ 二月日々折々 その六十一 春
《今回の自選代表二句と自句自解》
春の会川崎桂子唄披露
春の会唄にベテランの味出して
令和七年二月十五日(土)に開催された第2回椿正範会発表会。第二部は「ゴールデンショー」。四番手に登場した川崎流宮本派家元・川崎桂子は、「淡海節」と「白虎隊(詩吟入り)」を披露した。名調子。大ベテランの味だ。
(二月中旬 第2回椿正範会発表会⑬)
春の会椿元一唄披露
春の会椿「流れ旅」披露して
※「流れ旅」・・・ここでは、「流れ旅~仲乗り新三」のこと。
春の会川崎桂子唄披露
※川崎桂子・・・日本民謡歌手(川崎流宮本派家元・キングレコード専属)で、
民謡教室の主催者。
春の会川崎「淡海節」の唄
※淡海節(たんかいぶし)・・・俗曲調のお座敷唄で、曲調は「名古屋甚句」から来ていると思われる。「淡海節」の名は、作者の志賀迺家淡海の名から来ている。(日本民謡協会サイトより転載)
⦿『「淡海節」について』《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千八百十一)》
春の会練れた唄声場内に
春の会唄にベテランの味出して
春の会川崎二曲目「白虎隊」
春の会唄に合わせて楽器の音
春の会三味線・百八・太鼓の音
春の会唄と詩吟を披露して
春の会川崎熱唱「白虎隊」
春の会川崎へ客大拍手
・・・・・・・・・
● 令和七年五月十二日 月曜日
○ 二月日々折々 その六十二 巣立
《今回の自選代表四句と自句自解》
春の会マサ子民謡十八番
春の会大トリの唄は「河内音頭」
春の会マサ子三曲民謡を
春の会川崎マサ子大熱唱
令和七年二月十五日(土)に開催された第2回椿正範会発表会。第二部は「ゴールデンショー」。六番手は大トリの川崎マサ子。「秋田長持唄」や「河内音頭」など三曲の民謡を披露した。さすがにうまい。大満足。
(二月中旬 第2回椿正範会発表会⑭)
春の会椿真二の唄の番
春の会「北海盆唄」我が耳に
春の会唄に三味線・横笛が
春の会唄に尺八・太鼓の音
春の会椿の唄にお囃子が
春の会大トリに川崎マサ子
春の会マサ子民謡十八番
春の会マサ子「秋田長持唄」
※「秋田長持唄」・・・秋田県民謡。この唄は題名通り、婚礼の時に唄われる祝い唄で、別名「嫁入り唄」とも言う。花嫁の衣装を入れた婚礼の長持ちは駕籠のような体裁になっているので「カゴ担ぎ唄」「籠かけ唄」と呼ぶ地域や、または梵天納めの唄にしている地域もある。
長持唄は全国各地にあり、東北では宮城長持唄が代表的と考えられがちだが、この秋田長持唄も独特の曲調を持っており、他所のそれにひけをとることはない。その節回しが秋田に定着したのは、NHKのど自慢で浅野和子氏が優勝してからであり、その曲が、父梅若のテクニカルな秋田三味線を伴奏とした指導が奏功した以後である。(日本民謡ガイドブックより転載)
⦿『「秋田長持唄」について』《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千八百十二)》
春の会マサ子高音響かせて
春の会大トリの唄は「河内音頭」
㊟「河内音頭」・・・河内音頭(かわちおんど)は、大阪府下北 - 中河内地域を発祥とする伝統的な河内音頭、及びその音頭をアレンジさせた近代・現代河内音頭をいう。
大阪では河内地域以外でも盛んに盆踊りなどで踊られ、その曲目は全国的に愛聴されている。(Wikipediaより転載)
音頭では「巣立の雛よ」と歌い上げ
春の会三味線・太鼓・お囃子が
春の会マサ子三曲民謡を
春の会川崎マサ子大熱唱
春の会閉演に客大拍手

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