冬桜(令和7年1月7~8日掲載分)


◎ 冬桜(令和七年一月七~八日掲載分)
● 令和七年一月七日 火曜日
○ 十一月日々折々 その十一 十一月
《今回の自選代表句と自句自解》

冬の会「八木節」の太鼓合奏す 
冬の会樽と太鼓と笛の音が 
冬の会「八木節」合奏楽しめり 

 令和6年11月10日(日曜)。今日は、松戸市民謡連盟大会の開催日だ。妻と午後の部から参加し、鑑賞した。プログラムの竹組の個人戦が終わり、太鼓合奏に移った。そこで、太鼓合奏の「八木節」が披露された。力強くて勇ましい。樽を叩く音も心地よい。
 旅した時に、現地で聞いた「八木節」を想起した。懐かしい響きだ。

(十一月上旬  松戸市民謡連盟大会①)
十一月上旬民謡大会が
冬の日に民謡連盟大会が
※民謡連盟大会・・・ここでは、松戸市民謡連盟大会のこと。
令和6年度 第76回松戸市文化祭 ~文化の香るまち“まつど”~ 
行事名 松戸市民謡連盟大会
日時 11月10日(日曜)9時30分から16時
会場 松戸市民会館ホール(松戸市役所HPより転載)
冬の会昼食済ませて大会へ
冬の会食後に妻と会館へ
冬の会受付済ませて会場へ
冬の会食後民謡の個人戦
冬の会食後竹組の個人戦
冬の会十五名程の個人戦
冬の会個人戦終え合奏に
冬の会「八木節」の太鼓合奏す 
冬の会樽と太鼓と笛の音が 
冬の会「八木節」合奏楽しめり 

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● 令和七年一月八日 水曜日
○ 十一月日々折々 その十二 冬桜
《今回の自選代表三句と自句自解》

冬の会会主「下総松戸節」 
冬の会会主の唄は魅力的
冬桜会主の唄に魅了され 

 令和6年11月10日(日曜)。今日は、松戸市民謡連盟大会の開催日だ。妻と午後の部から参加し、鑑賞した。プログラムの「連盟すいせんコーナー」の会主による民謡が披露された。
 その中で、興味をひかれたのは、宮本会会主 川崎桂子(川崎流宮本派家元・キングレコード専属)による「下総松戸節」だ。初めて聞いたがとても魅力的な民謡であった。

(十一月上旬  松戸市民謡連盟大会➁)
冬の会一時半より式典が
冬の会来賓紹介次々と
冬の会挨拶祝辞の後閉会
冬の会二時より梅組個人戦
冬の会十数名の個人戦
冬の会笛と太鼓背に「黒田節」
冬の会「津軽山唄」披露され
冬の会自慢の民謡次々と
冬の会民謡次々披露され
冬の会唄に三味線・笛・囃子
冬の会唄に尺八・太鼓・鉦(かね)
冬の会梅組最後は「磯原節」
冬の会十三名が唄披露
冬の会会主五人が唄披露
冬の会「鶴崎踊り」に唄と舞い
冬の会会主の唄に三味線・太鼓
冬の会会主の唄に「松戸節」
冬の会会主「下総松戸節」 
㊟会主「下総松戸節」・・・川崎桂子(川崎流宮本派家元・キングレコード専属)
 私の作詞作曲による「下総松戸節」は、松戸の歴史を感じながら「ここは松戸よ・・・」の歌詞を、ぜひ覚えていただきたいと願いつつ教授しました。
 下総松戸節(川崎桂子作詞・作曲)
「下総松戸節」の歌詞をご紹介しましょう
1番から7番までありますので、各々に簡単な解説も加えておきます
1 ハアー ここは松戸よ 江戸から六里 (ハーヨイトナ ヨイトナ)
  葦の風吹く 納屋の河岸 (ハーヨイトナ ヨイトナ)
  鳴いて (ソレ) くれるな 波千鳥 (ハーヨイトナ ヨイトナ)
解説 松戸宿は旧水戸街道の宿場町として発達しましたが、江戸川の水運にもめぐまれ、納屋河岸(なやがし)付近はおおいに栄えました。
2 ハアー 帆かけ積荷の 高瀬舟行くよ
  上り下りの にぎやかさ
  恋し平潟 灯が招く
解説 その海運を担った舟が高瀬舟。納屋河岸付近の一角に平潟(ひらかた)とよばれる遊郭も存在しました。
3 ハアー 風早お宮の 大杉さまよ
  影はどこまで 願かけに
  偲ぶ想いは 露の花
解説 北松戸の風早神社には大杉の伝説が残っています。
4 ハアー 江戸見坂きて 日も暮れかかる
  萬満お寺の 鐘を聞く
  西の空見りゃ 茜富士
解説 馬橋から八ヶ崎近辺にかけての急坂を上ると富士山がよく見えたそうで、
その坂は江戸見坂と呼ばれています。また、萬満寺は鎌倉時代に創建された古刹で、重要文化財指定の金剛力士像があります。
5 ハアー 筑波はるかに 御料の牧よ
  駒が勇めば 花が散る
  勢子も木陰で 一休み
解説 野馬の放牧地は小金牧と呼ばれ、現在でも、小金原団地などの地名として残っています。
6 ハアー 杜が見えます 本土寺さまよ
  夏はあじさい 秋もみじ
  参るその日は ご縁日
解説 いちめいアジサイ寺とも呼ばれる本土寺。時期にはたくさんの観光客でにぎわいます。
7 ハアー 小金お城は 三万石ござる
  下谷たんぼに 紅緒笠
  踊る乙女の 品のよさ
解説 戦国時代に小金城に拠ってこの地方を治めた高城氏。江戸川流域の肥沃な土地は3万石あったそうです。
 というわけで、私の作詞作曲した「下総松戸節」が千葉県民謡として、たくさんのみなさんに唄っていただけるように、ますます頑張りたいと思います。
(川崎桂子のブログ 民謡徒然草などより転載 一部加除修正)
⦿『「下総(しもうさ)松戸節」について』《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千七百二十七)》
冬の会松戸節には「平潟」が
冬の会会主の唄を楽しめり
冬の会会主の唄は魅力的
冬桜会主の唄に魅了され 

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