十三夜(令和6年12月12~13日掲載分)
◎ 十三夜(令和六年十二月十二~十三日掲載分)
● 令和六年十二月十二日 木曜日
○ 十月日々折々 その十二 赤の飯(あかのまま)
《今回の自選代表四句と自句自解》
秋の晴陽気に誘われ朝散歩
公園のシーソー脇に赤の飯(あかのまま)
赤の飯脳裏に浮かぶおままごと
ふと脳裏に幼少の頃のおままごと
十月中旬。秋晴れの朝、地元の公園まで散歩に出掛けた。公園の木々の中には色付いている木もある。
遊具のシーソーの脇には赤の飯(あかのまま)が生えている。幼少期に楽しんだおままごとを思い出した。懐かしい植物だ。
(十月中旬 日常生活⑩)
秋の晴陽気に誘われ朝散歩
朝散歩公園の桜紅葉して
朝散歩公園の欅黄葉して
公園のシーソー脇に赤の飯(あかのまま)
㊟赤の飯(あかのまま)・・・
1 赤飯 (せきはん) 。あかごはん。あかのごはん。
2 イヌタデの別名。赤い花やつぼみが飯粒に似るのでいう。あかまんま。あかのまま。《季 秋》(goo辞書より転載)
⦿『「赤の飯(あかのまま)」について』《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千七百三)》
赤の飯脳裏に浮かぶおままごと
ふと脳裏に幼少の頃のおままごと
㊟おままごと・・・ままごと(飯事[1])とは、幼児の遊びの一種。おままごとともいう。分類上はごっこ遊びの一種と考えられており、身の回り人間によって営まれる家庭を模した遊びである。参加する人を、お父さん、お母さん、赤ちゃん、ペットなど家族に見立てた役を振り分ける。そして、家の炊事・食事・洗濯・買物・接客等を模倣する。(Wikipediaより転載)
⦿『「おままごと」について』《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千七百四)》
公園のあちらこちらに団栗が
公園の団栗拾いポケットに
帰り道団栗拾い懐かしむ
秋の晴幼少期浮かべ家路着く
・・・・・・・・・・・
● 令和六年十二月十三日 金曜日
○ 十月日々折々 その十三 十三夜
《今回の自選代表句と自句自解》
老夫婦見られる幸せ十三夜
十月中旬。金婚式も過ぎた後期高齢者夫婦は健康で天候にも恵まれ、今年の
十三夜つまり後の月を愛でることができた。本当に幸せなことである。
(十月中旬 日常生活⑪)
二人して見られる幸せ十三夜
老夫婦見られる幸せ十三夜
㊟十三夜・・・「十三夜」とは、旧暦(太陰暦)で毎月13日の夜の事を指し、特に旧暦の9月13日のお月見の事を言います。 十五夜から約1か月後に巡ってくる十三夜は、十五夜についで美しい月だと言われ、昔から大切にされてきました。 十五夜に続く月ということで、「後の月(のちのつき)」と呼ばれ、十五夜に次いで美しい月だと言われています。(きごさい歳時記より転載)
⦿『「十三夜(後の月)」について』《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千七百五)》
十三夜人工の灯より明るくて
遠慮がち空底辺に後の月
老夫婦二人の話題は月と星
老夫婦黙して愛でる後の月
時々に外や窓辺で後の月
時々に外や窓辺で十三夜
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