柿(令和6年11月28~29日掲載分)
◎ 柿(令和六年十一月二十八~二十九日掲載分)
● 令和六年十一月二十八日 木曜日
○ 九月日々折々 その四十三 柿
《今回の自選代表二句と自句自解》
ベランダでコーヒー楽しむ秋の朝
コーヒー飲む色づく柿を眺めつつ
九月下旬の朝。大分涼しくなってきた。二階のベランダに出て、コーヒーを飲みながら外の景色を楽しむ。よその家の庭の柿の実が色付き始めている。これからが楽しみだ。
(九月下旬 日常生活⑪)
仲秋の「サイエンス」誌に「ビゲロイ」が
※「サイエンス」誌に「ビゲロイ」・・・わたしの研究がまさか…科学雑誌の表紙になるなんて (「サイエンス」に掲載された論文の著者の1人、高知大学客員講師の萩野恭子さん。)
世界的に有名な科学雑誌「サイエンス」の表紙を1枚のイラストが飾った。
描かれているのは、海水に漂う小さな藻。生命の進化の歴史を考える上で非常に重要な発見に関わっているという。
この論文を発表した著者の1人は、高知市内に独立した研究室を構える異色の女性研究者だ。
(中略)
「小さな海の藻」の名前は「Braarudosphaera bigelowii」。学名が長いので研究者からは「ビゲロイ」と呼ばれている。
(中略)
私たちは、空気中にたくさんある窒素を直接取り込むことができない。呼吸で空気中から吸っているのは酸素だけで窒素はすべて吐き出してしまう。その代わりに、窒素を含むタンパク質(アミノ酸)を肉や魚から摂取している。
また植物のなかには根に窒素を取り込む細菌を住まわせて、窒素分を受け取っているものもいる。
しかし「ビゲロイ」は動植物とは異なり、海水中に含まれる窒素を直接取り込んで利用することができる。
(中略)
カリフォルニア大学のチームが萩野さんの手法を用いて培養した「ビゲロイ」を使って細胞分裂の様子を詳細に分析したところ、「ビゲロイ」本体が分裂する前に、窒素を取り込む部分が先に分裂して2つになり、そのあとほかの葉緑体や核などの部分も増えて、最終的に本体が2つに分かれる経過をたどることが確認された。
これは、「ビゲロイ」の細胞のなかに窒素を取り込むバクテリアが住んでいるだけなら説明が付かない現象で、体の一部として一体化しつつある決定的な証拠とされ、2024年4月、科学雑誌サイエンスの表紙を飾ることとなった。(2024年9月28日 17時32分サイエンス NHK NEWS WEBより転載)
九月下旬巨人セ・リーグ優勝す
九月かな巨人優勝四年振り
※巨人セ・リーグ優勝・・・巨人 4年ぶり39回目のセ・リーグ優勝 プロ野球
プロ野球、セ・リーグで優勝へのマジックナンバーを「1」としていた巨人は28日夜、広島との試合に8対1で勝ち、4年ぶり39回目のリーグ優勝を決めました。(2024年9月29日 0時23分 NHK NEWS WEBより転載)
ベランダでコーヒー楽しむ秋の朝
コーヒー飲む色づく柿を眺めつつ
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● 令和六年十一月二十九日 金曜日
○ 九月日々折々 その四十四 鮭
《今回の自選代表四句と自句自解》
仲秋に社会人の孫来宅す
秋半ば孫と昼食共にして
秋半ば昼食時に刺身食む
お昼どき孫らと刺身の鮭を食む
久し振りに社会人の孫が来宅し、昼食を共にした。鮭を刺身などがおいしかった。そして、ご飯のお代わりをした。正に食欲の秋だ。
(九月下旬 日常生活⑫)
仲秋に「白松がモナカ」宅配で
㊟「白松がモナカ」・・・白松がモナカ(しろまつがモナカ、しらまつがモナカ)とは、宮城県仙台市青葉区に所在する株式会社白松がモナカ本舗が製造販売している最中の商標である。
「全国銘菓」の看板を掲げていることで有名だが、宮城県内では「宮城県銘菓」として広く浸透している。
(中略)
円形ながら上から見て下部に当たる部分は平らにされており、皮種には「超特」「白松」の文字や、店舗の意匠などが刻み込められている。
餡の種類は栗・大納言・胡麻・大福豆の4種類があり、最中の大きさもミニから大型までの4種類が揃えられている。(Wikipediaより転載)
⦿『「白松がモナカ」について』《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千六百九十三)》
秋半ばモナカ仙台の身内より
仲秋に「白松がモナカ」身内より
仲秋に社会人の孫来宅す
秋半ば孫と昼食共にして
秋半ば昼食時に刺身食む
お昼どき孫らと刺身の鮭を食む
秋の日にモナカ頂くお八つ時
「白松がモナカ」頂く秋の午後
九月尽く大谷翔平最終戦
大谷秋初の「54-59」を
秋に史上初の「54-59」を
※大谷秋初の「54-59」・・・大谷翔平、最終戦で「54-59」達成 逆転三冠ならずも日本選手初のトリプルスリー&二冠達成 2年連続キング&初打点王
「ロッキーズ1―2ドジャース」(29日、デンバー) ドジャースの大谷翔平選手がレギュラーシーズン最終戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数1安打1盗塁。打率・310で首位打者奪回ならず、逆転三冠王は実現しなかったが、リーグを独走する54本塁打、130打点を記録し、2年連続キング&自身初の打点王で日本選手初の二冠、トリプルスリーを達成した。この日は八回に右前打を放って連続安打試合を12に伸ばし、59盗塁目となる二盗に成功。本塁打と合わせ、「54-59」を達成した。(9/30(月) 6:44 デイリーより転載)
(追記)
大谷は今シーズン159試合に出場して打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS 1.036となった。 惜しくも三冠王こそ逃したものの、前人未到の大記録「50-50」を達成し、さらに日本人メジャーリーガー初のトリプルスリーを達成するなど充実のシーズンを送ったことは間違いない。(9/30(月) 6:44 テレ東スポーツより転載)
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