夏越(令和6年8月24~25日掲載分)
◎ 夏越(令和六年八月二十四~二十五日掲載分)
● 令和六年八月二十四日 土曜日
○ 六月日々折々 その二十九 大祓(なごしのおおはらえ)
《今回の自選代表句と自句自解》
松戸神社神楽殿にて大祓(おおはらえ)
令和六年六月三十日(日)午後二時から松戸市の総鎮守松戸神社の神楽殿とその周辺で夏越の大祓(なごしのおおはらえ)が執り行われた。
(六月下旬 日常生活②)
ここ松戸連日続く梅雨晴間
梅雨晴間登校する児ら傘なしで
六月の末の日松戸神社へと
㊟松戸神社・・・松戸神社(まつどじんじゃ)は、千葉県松戸市松戸1457番地にある神社である。寛永3年(1626年)の創建とされ、松戸市の総鎮守とされている。神紋は左三つ巴。旧社格は村社。(Wikipediaより転載)
松戸社で今日は夏越の大祓(なごしのおおはらえ)
六月末自宅より松戸神社へと
神社へと行く道脇に紫陽花が
夏祭旧水戸街道脇の社へ
夏祭鳥居を潜り社殿へと
夏祭松戸社境内人あまた
夏祭松戸社境内人込めり
松戸神社神楽殿にて大祓(おおはらえ)
・・・・・・・・・・・
● 令和六年八月二十五日 日曜日
○ 六月日々折々 その三十 夏越
《今回の自選代表二句と自句自解》
夏越かな我も人形授かって
我もまた穢れを祓う夏越かな
令和六年六月三十日(日)午後二時から松戸市の総鎮守松戸神社の神楽殿とその周辺で夏越の大祓(なごしのおおはらえ)が執り行われた。
人の形に切った白紙の人形(ひとがた)を授かり、穢れを祓った。
(六月下旬 日常生活③)
神社にて今日は夏越の大祓(なごしのおおはらえ)
㊟夏越の大祓・・・松戸神社で「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」は30日(日)午後2時から
秋葉神社例祭
御祭神火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)
大祓とは、平安の御代より続く清浄を尊ぶ日本の伝統的信仰です。
6月と12月の晦日に行われ、日常生活において知らずのうちに犯している『罪』や『穢れ』を、形代(ヒトガタ)に移し、茅の輪をくぐって身心すがすがしく祓い清め、神様の御心にかなう人間本来のすがたで、清く明るく正しい生活を続けようという神事です。
茅の輪は、須佐之男命様の教えで、疫病から免れたことに始まるとされ、くぐると徐病、除災、延命を得るといわれます。又、あわただしい現代生活の区切りとして、大祓の神事によって、心身を一新することが大切ではないかと存じます。
そこで、形代を身替りとして自らを御神意のまにまに祓い清めて、安全と繁栄を祈願して戴きたいと存じます。
茅の輪は6月22日より30日までおくぐり頂けます。 形代は、社務所(午前9時より午後5時)にて頒布しております(松戸神社HPより転載)
(追記)
大祓は、我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。
この行事は、記紀神話に見られる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらい)を起源とし、宮中においても、古くから大祓がおこなわれてきました。中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社の恒例式となっています。
年に二度おこなわれ、六月の大祓を夏越(なごし)の祓と呼びます。大祓詞を唱え、人形(ひとがた)(人の形に切った白紙)などを用いて、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅や藁を束ねた茅の輪(ちのわ)を神前に立てて、これを三回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えます。また、十二月の大祓は年越の祓とも呼ばれ、新たな年を迎えるために心身を清める祓いです。
私たちにとって、その年々の節目におこなわれる大祓は、罪や穢れを祓うとともに、自らを振り返るための機会としても、必要なことではないでしょうか。(神社本庁HPより転載)
⦿「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)について」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千六百三十六)》
六月末神楽殿前に人あまた
三十日夏越(なごし)は午後の二時開始
夏越かな宮司祝詞を奏上す
夏越かな神職皆へ人形(ひとがた)を
夏越かな我も人形受け取って
夏越かな我も人形人形授かって
我もまた穢れを祓う夏越かな
人たくさん茅の輪くぐりの大回り
我もまた茅の輪を三度潜りけり
夏越後に神殿前にて参拝す
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