浅沙(アサザ)(令和6年7月31日~8月1日掲載分)
◎ 浅沙(アサザ)(令和六年七月三十一日~八月一日掲載分)
● 令和六年七月三十一日 水曜日
○ 六月日々折々 その五 浅沙
《今回の自選代表二句と自句自解》
鳥止まる枝の近くに咲く浅沙
小合溜池には浅沙群れて咲き
今日は、令和六年六月十六日(日曜日)。楽しみにしてた『2024葛飾菖蒲まつり「都立水元公園」』の最終日だ。早朝まで雨が降り続けたが、家を出る朝九時頃は曇り空。天気の回復に期待しながら、都立水元公園に向かった。紫陽花や花菖蒲の鑑賞と歌謡ステージなどを楽しみたい。
松戸から電車やバスを乗り継いで水元に到着した。水元五丁目のバス停からほど近い「水元さくら堤」に着いた。
すぐ近くの小合溜池の小枝に、背中がライトブルーの翡翠(かわせみ)が止まっていた。持ってきた望遠鏡でのぞく。実に美しい。見ているとうっとりとする。
飛び去った後に気付いたことだが、割と小枝から近いところに浅沙(アサザ)が群生していた。黄色い可憐な花を咲かせていた。一気に貴重な翡翠(かわせみ)と浅沙(アサザ)を鑑賞出来た。水元公園に着いた早々、貴重な経験が出来た。ラッキーだ。
(六月中旬 2024葛飾菖蒲まつり「都立水元公園」その四)
鳥止まる枝の近くに咲く浅沙
㊟浅沙・・・アサザ(浅沙、阿佐佐、Nymphoides peltata (S.G.Gmel.) Kuntze)はミツガシワ科アサザ属の多年草。ユーラシア大陸の温帯地域に分布し、日本では本州や九州などに生育する。(Wikipediaより転載)
⦿「浅沙(アサザ)について」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千六百二十七)》
小合溜池には浅沙群れて咲き
小合溜池脇木立に紫陽花が
夏小旅センター内のルームへと
※センター内のルーム・・・「水元かわせみの里」の愛称で親しまれている水元小合溜水質浄化センターの「水辺のふれあいルーム」のこと。
旅先の「ふれあいルーム」に亀や鯉
水元の「ふれあいルーム」に亀や鯉
夏小旅「ルーム」に水生植物が
夏の旅しばし観察施設内
翡翠(かわせみ)の営巣語る係員
㊟営巣・・・巣(す)とは、動物がその生活の必要のために自分の体外に作る特別な構造であり、その体の一部ではないものである。なお、その構造を作ることを営巣(えいそう)という。(Weblio辞書より転載)
夏の旅係員らに礼述べて
夏小旅頃合い図り退室す
夏の旅頃合い図り外に出る
夏の旅いつも間にやら雲とれて
夏小旅公園内に薄日射す
・・・・・・・・・・
● 令和六年八月一日 木曜日
○ 六月日々折々 その六 蓮の花
《今回の自選代表二句と自句自解》
小合溜池に群れ咲く蓮の花
小合溜池には白い蓮の花
六月中旬の「都立水元公園」の小合溜の広い範囲に蓮が群生し、白い蓮の花を咲かせていた。ポプラ並木道を歩きながらしばらく鑑賞来た。空から薄日も射してきた。いい兆候だ。
(六月中旬 2024葛飾菖蒲まつり「都立水元公園」その五)
小合溜池に群れ咲く蓮の花
小合溜池には白い蓮の花
公園のポプラの並木に夏日射
夏小旅ポプラ並木を十時過ぎ
夏日浴びジョガーたち行く並木道
※ジョガー・・・ジョギングをする人のこと。
夏日浴びジョガー三人走り行く
夏日浴び犬連れ散歩する人も
幾種もの囀り耳に夏の道
幾種もの囀り耳に歩く夏
並木道行けば横切る夏の蝶
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