山茶花(令和5年2月5~6日掲載分)
◎ 山茶花(令和五年二月五~六日掲載分)
● 令和五年二月五日 日曜日
○ 十一月日々折々 その二十二 冬日
《今回の自選代表句と自句自解》
冬の旅大川本陣跡の碑が
旧日光街道の草加宿。旧街道を歩いてゆくと、歩道に大き目な大川本陣跡の石碑が立っていた。この地方を発展させた大川図書の直系大川本家が日光道中参勤交代の草加宿本陣を宝暦年間(1751~1764)まで努めた。
(十一月下旬 「日光街道 草加宿歩き(後編)」その六)
冬日浴び日光道中二人して
冬日浴びまた旧日光街道を
冬の旅路傍に道路元標が
※道路元標・・・ここでは、草加町道路元標のこと。
1919年(大正8年)の旧道路法では各市町村に一個ずつ道路元標を設置することとされていた。さらに、1922年(大正11年)に、道路元標の形状、規格、材料など細目が規定された内務省令が発布され、当時1万2000以上あった各市町村の自治体中心部に設置が始められた。所在地 埼玉県草加市高砂2丁目20
⦿「草加町道路元標について」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千二百二十四)》
冬の旅旧道路傍に里程標
冬の旅道路元標には鉄枠が
冬の旅路傍左に本陣跡
冬の旅路傍に大川本陣跡
冬の旅大川本陣跡の碑が
冬の旅歩く路傍に二つの碑
冬の旅本陣跡の碑二つあり
※本陣跡の碑二つ・・・草加駅から600m程の旧日光街道沿いの道路を挟んだ斜め向かいに、大川本陣跡と清水本陣跡の石碑が建っている。
草加小学校側の石碑は大川本陣跡で、この地方を発展させた大川図書の直系大川本家が日光道中参勤交代の草加宿本陣を宝暦年間まで努めた。その後、斜め向いの清水本陣が明治初期まで努めました。
(追記)
奥州街道、日光街道の宿場として発展した草加宿。ここに、参勤交代などで大名などの有力者が宿泊する宿として本陣が置かれた。開宿から宝暦年間(江戸中期)まで本陣であった大川家の「大川本陣跡」、宝暦年間から明治初期まで本陣であった清水家の「清水本陣跡」である。
⦿「本陣跡の碑二つ(草加宿)について」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千二百二十五)》
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● 令和五年二月六日 月曜日
○ 十一月日々折々 その二十三 山茶花
《今回の自選代表句と自句自解》
校門の奥に桜の冬紅葉
明治五年開校の草加市立草加小学校。旧日光街道に面した校門の奥に校舎が見える。校門からの通路沿いの桜並木の冬紅葉がきれいだ。草加小学校の初冬の景色だ。
(十一月下旬 「日光街道 草加宿歩き(後編)」その七)
冬の旅ほどなく別の本陣跡
冬の旅路傍に清水本陣跡
冬の旅清水本陣跡の碑に
旧道の路傍に白き山茶花が
冬の旅左手に草加小学校
㊟草加小学校・・・草加市立草加小学校(そうかしりつ そうかしょうがっこう)は、埼玉県草加市住吉にある公立小学校。
沿革[編集]
1872年(明治5年) - 真言宗智山派寺院東福寺にあった協和学舎を草加学校と称し開校した。
1897年(明治30年)3月 - 現在地(大川図書の屋敷跡)に校舎を建設し、移転。
1897年(明治30年)10日 - 高等科を併置し、草加尋常高等小学校となる。
1926年(大正15年)9月 - 県下最初となる鉄筋コンクリート造校舎(西校舎)が竣工。
1928年(昭和3年)7月 - 県下最初となるプール(25M×7M)が竣工。
1941年(昭和16年)4月 - 草加国民学校(初等科、高等科)と改称。
1943年(昭和21年)4月 - 草加町立草加小学校と改称。
1961年(昭和36年)4月 - 文部大臣より保健統計優良校として表彰。
1982年(昭和57年)4月 - 西校舎が草加市の歴史民俗資料館となり市に移管される。
2006年(平成20年)10月 - 草加市歴史民俗資料館(旧西校舎)が国の登録有形文化財に登録される。(Wikipediaより転載)住所 埼玉県草加市住吉1-11-64
⦿「草加小学校について」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千二百二十六)》
冬うらら開校百五十周年
校門の奥に桜の冬紅葉
冬の旅妻とおせん茶屋公園に
㊟おせん茶屋公園・・・旧日光街道の宿場の雰囲気を漂わせる小公園で茶店風休憩所、高札を模した掲示板などがあります。草加せんべいの元祖とされる「おせんさん」にちなみ名づけられました。(草加市HP草加エリアサイトより転載)
公園の上空青き冬の晴
冬の旅旧道左右にせんべい屋
冬の旅左に源兵衛せんべいが
㊟源兵衛せんべい・・・・明治3年創業「源兵衛せんべい」をご紹介します。
「源兵衛せんべい」は、東武草加駅から徒歩9分ほどの場所にある、草加せんべいの老舗です。明治3年、初代・源兵衛氏が、新潟から草加に移り住み茶店を開いたことがきっかけと伝えられています。
地元では、「源兵衛さん」の愛称で親しまれているお店のこだわりは、1枚ずつ手や道具を使って、丁寧に焼き上げることです。
店頭で焼かれているので、お店の前には醤油の香ばしい香りが広がっています。
「源兵衛せんべい」の特徴は、程よい堅さと濃すぎない醤油の風味です。焦げ目も香ばしく、手焼きならではの食感が好まれています。(草加せんべいの老舗7選サイトより転載)所在地 草加市神明1-2-26
⦿「源兵衛せんべいについて」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その千二百二十七)》
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