秋の星(令和4年11月25~26日掲載分)


◎ 秋の星(令和四年十一月二十五~二十六日掲載分)
● 令和四年十一月二十五日 金曜日 
○ 十月日々折々 その一 秋の星
《今回の自選代表句と自句自解》

オリオンと人工衛星秋の夜に 

 令和四年十月四日午前四時前。千葉県松戸の地は、一片の雲のない星夜空。久し振りに星夜空を楽しむ。ほぼ中天にオリオン座が見える。ベテルギウス・リゲル・三ツ星など・・・。しばらく、眺めていたら、オリオン座の右方向から丸い小さな人口衛星白い航跡を延ばしながらゆっくりと同じ速度でオリオン座の上空を左方向に飛んで行った。人工衛星は数年振りだ。

(十月上旬 日常生活①)
十月に村上選手三冠王
※村上選手三冠王・・・【ヤクルト】村上宗隆が史上最年少22歳で3冠王に…令和初 最終戦で日本選手最多の56号も出た
 村上宗隆が史上最年少の22歳で3冠王に輝いた。令和初の3冠王となる。
 3日のリーグ最終戦、DeNA戦に「4番・三塁」で出場。第2打席で左前安打。第4打席では右翼席に56号を放ち、日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新した。その結果、本塁打、打点と合わせて打撃3部門のタイトルが決まり2004年の松中信彦(当時ダイエー)以来、18年ぶり史上8人目の快挙を成し遂げた。(10月3日(月)20時56分 スポーツ報知より転載)
十月に村上最多本塁打
村上が五十六号十月に
十月に五十六号と三冠王
よく晴れて雲なき秋の星夜空
秋未明空に星々散りばめて
一片の雲なき秋の星夜空
秋未明中天近きにオリオン座
秋未明中天近きに三ツ星が
秋未明眼に人工衛星が
秋未明衛星オリオン上空を
秋衛星ベテルギウスの上空を
衛星の航跡のび行く秋未明
秋未明衛星白き航跡を
秋未明人工衛星ゆっくりと
オリオンと人工衛星秋の夜に 
秋未明じっくり楽しむ星夜空

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● 令和四年十一月二十六日 土曜日 
○ 十月日々折々 その二 金木犀
《今回の自選代表句と自句自解》

 秋晴れの十月上旬。朝散歩を楽しむ。散歩道。何やら木犀の香りがして、右折した途端に見た光景は、金木犀の生け垣の中も下も黄金の色に輝いていた。予想もしていなかったので感動的でシーンであった。

(十月上旬 日常生活➁)
秋の晴陽気に誘われ朝散歩
吹く風に金木犀の香りして
木犀の生垣の中黄金に
木犀の生垣の道に花こぼれ
行く道に金木犀の花こぼれ
木犀の生垣の下も黄金に
木犀の花こぼれ黄金の道
こぼれ花踏まずに木犀楽しめり
木犀を敢えて踏まずに脇を行く
木犀の花を踏まずに脇を行く
こぼれ花踏まずに木犀楽しめり
木犀の花と香りを楽しめり
行く道や金木犀に魅了され
行く道や金木犀に身を委(ゆだ)ね

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